こんばんは。「翡翠の隠れ家」を運営するたーです。
今日は、ケニア シンバのコーヒー豆を焙煎しました。シンバは、フルーティーな酸味としっかりしたコクが特徴の豆です。今回は120gの生豆を浅煎りと深入りの2種類に焙煎し、味の違いを試してみることにしました。
焙煎をする際に欠かせないのがハンドピック。欠点豆を取り除くことで、味のクオリティが大きく変わります。今回の焙煎工程や火加減の調整についても詳しく解説していきます。
焙煎前後のハンドピック|100gまで厳選
焙煎のクオリティを高めるために、焙煎前後の**ハンドピック(欠点豆の選別)**を丁寧に行いました。

① 焙煎前のハンドピック
焙煎前の豆は120gでしたが、欠点豆やサイズの小さい豆を厳しく選別し、焙煎する豆の量は100g程度になりました。ハンドピックは焙煎する人の判断で行うものですが、以前焙煎修行で訪れた「ドゥ・ムートン」では「商品は見た目も重要」と学びました。その考えを取り入れ、今回は見た目の美しさにもこだわりました。


左が虫食い(欠品豆)
右が良い豆(焙煎に使用)
② 焙煎後のハンドピック
焙煎後も焼きムラや焦げた豆を取り除き、味のバランスが崩れないように調整。ハンドピックを徹底することで、雑味のないクリアな味わいにつながります。
焙煎のポイント|火加減を統一し焙煎度の違いを比較
今回は実験的な焙煎として、火加減はすべて中火で統一しました。焙煎時間を変えることで、浅煎りと深入りの味わいの違いを比較します。
- 浅煎り:フルーティーな酸味を活かし、軽やかな味わいに仕上げる
- 深入り:甘みとコクを引き出し、しっかりとしたボディ感を目指す
焙煎時の火加減を変えずに、時間だけで調整することで、純粋に焙煎度の違いを感じられるようにしました。
【明日試飲】浅煎り&深入りの味の違いをチェック!
焙煎したばかりの豆はガスが多く含まれているため、一晩寝かせて**ガス抜き(デガス)**をします。
明日は、浅煎りと深入りのドリップコーヒーを飲み比べ、どのような味の違いが出るのかを確認する予定です。均一な火加減で焙煎したことで、どの程度の差が生まれるのか、とても楽しみです。
試飲結果についても、またブログでレポートしますのでお楽しみに!
🔍 この記事のまとめ
✅ ケニア シンバのコーヒー豆を浅煎り&深入りで焙煎
✅ 焙煎前のハンドピックで120g→100gに厳選
✅ 焙煎後も焼きムラ・焦げた豆を取り除き、味をクリアに
✅ 火加減を統一し、焙煎度の違いだけを比較
✅ 明日試飲し、味の変化を確認予定
ハンドピックの重要性や焙煎のポイントを知りたい方の参考になれば幸いです!
コメント