こんにちは。
自家焙煎コーヒー豆販売に向けて準備中の「翡翠の隠れ家」です。

前回のブルンジコーヒーに続き、今回はウガンダコーヒーについて学んだことをシェアします。
私はまだコーヒーの世界を勉強中の初心者ですが、記事を書くたびに新しい発見があってワクワクしています。
このシリーズを通じて、読んでくださる方も一緒にコーヒーの背景や魅力を知ってもらえたら嬉しいです。
ウガンダコーヒーの大きな特徴:ロブスタ種の原産地
ウガンダはロブスタ種の原産地です。
一部の地域では、今でも野生のコーヒーが自生しているほど。
そのため、ウガンダは世界でも有数のロブスタ種の生産国であり、ロブスタコーヒーの輸出量は世界第2位を誇ります。
アラビカ種も広がりつつある
20世紀初頭にウガンダに持ち込まれたアラビカ種は、現在ではその多くがエルゴン山の山麓で栽培されています。
栽培されている品種は、
- ティピカ
- SL14・SL28(ケニア系の改良品種)
- ケント
など。
現在、ウガンダ国内でおよそ300万世帯がコーヒーで生計を立てているといわれます。
国全体としてもコーヒーは重要な輸出作物であり、生活の基盤となっているのです。
品質向上の取り組み
ウガンダではアラビカ種・ロブスタ種の両方で、新しい栽培・生産処理方法が積極的に導入されています。
その結果、コーヒー全体の品質が向上してきました。
特に注目すべきなのは、
- 高地で育つロブスタ種(1,500mの標高)
- ナチュラル精製ではなくウォッシュト精製が多い
という特徴です。
世界的に見てもロブスタ種は低地でナチュラル精製されることが多いので、ウガンダのこの特徴はかなりユニークです。
品質向上のための取り組みが功を奏し、スペシャルティコーヒーとしての評価も高まってきています。
ウガンダコーヒーの味わいの傾向
ウガンダコーヒーの味の印象を一言で表すと、
- ロブスタ種:力強く重厚感のある苦味
- アラビカ種:フルーティーでバランスのよい酸味と甘み
です。
私自身、ウガンダ産のロブスタを使ったブレンドを飲んだとき、
「しっかりとしたコクがあってミルクとの相性が良いな」と感じました。
また、エルゴン山周辺で栽培されているアラビカ種のシングルオリジンは、
柑橘系の酸味と甘みが心地よく、非常に飲みやすい印象があります。
ウガンダコーヒーの基本データ
- 世界生産量に占める割合:2%
- 世界の生産量ランキング:第11位
- 主な種と品種:ロブスタ種80%、アラビカ種20%(ティピカ、SL14、SL28、ケント)
- 収穫期:
- アラビカ種:10月〜2月
- ロブスタ種:年間を通して収穫、ピークは11月〜2月
- 生産処理方法:ウォッシュト、ナチュラル
勉強中の私がウガンダコーヒーを焙煎してみた
私はまだ焙煎技術を習得中ですが、ウガンダのロブスタを焙煎してみたときの印象は、
- 香りの出方がしっかりしている
- 焙煎が深めでも味がぼやけにくい
- ブレンドに入れるとボディ感をプラスできる
という点です。
また、アラビカ種のウガンダコーヒーはブルンジやケニアのように華やかな酸味を楽しめる豆が多く、
焙煎の加減で印象が大きく変わるのが面白いです。
ウガンダコーヒーの背景を知ると飲む楽しみが増える
コーヒーを一杯飲むとき、その背景を知っているかどうかで味わいが変わると感じます。
ウガンダコーヒーの歴史や農家さんの努力を知ると、
「この一杯にはたくさんの人の手がかかっているんだ」と実感できるのです。
私はまだ勉強中の身ですが、
ウガンダのような産地のストーリーを知りながらコーヒーを味わうと、応援したくなる気持ちが強くなると思います。
一緒に学んでいきませんか?
今回の記事では、ウガンダコーヒーについて初心者の私が学んだことをシェアしました。
- ロブスタ種の原産地であること
- 高地栽培やウォッシュト精製による品質向上
- アラビカ種も増え、バランスの良い味わいが楽しめること
こうした情報を知るだけでも、次にカフェやお店でウガンダコーヒーを見かけたときに「飲んでみよう」と思えるはずです。
これからも翡翠の隠れ家シリーズとして、私自身が学んだことや焙煎の記録を発信していきます。
ぜひ一緒に、コーヒーの世界を楽しんでいきましょう。
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まとめ
ウガンダコーヒーは、ロブスタ種の力強い味わいと、アラビカ種のフルーティーな酸味が楽しめるコーヒーです。
近年は品質向上の取り組みが進み、スペシャルティコーヒーとしての評価も高まっています。
私もまだまだ勉強中ですが、
産地の背景を知ることでコーヒーを飲む楽しみが増えることを実感しています。
これからも一緒に、コーヒーの魅力を見つけていきましょう。
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